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吠えました。
久しぶりに。
なぜか同業者からは強面(こわもて)と思われており,普段すぐ怒る人だと思われていますが,何度も言いますが実際にはそんなことありません。
当事務所では若手弁護士を2名雇っており,同業者から「阿久津さんからかなり怒られるのでは?」的なことを良く聞かれるそうですが,実際はそんなことありません。
何度も否定すると嘘くさくなるのでこの程度にしておきますが。
実際はこう見えて涙もろい人情家です(う・・・・うそじゃないよ!)。
そんなボクですが,この間久しぶりに吠えてきました。
とある役所にクライアントの担当者と同行したのですが,まぁホラ!役人って感じ悪い人多いじゃない?
労働関係の役所だったのですが,基本エラソーですよね。
役人「○○さんは・・・と言っているのですが,どうですか?」
阿久津「当方は否定していますよね?先ほどから。○○さんが・・・と言っているからそちらが正しくて,こちらが嘘をついているような言われ方をされる根拠は何かあるのですか?」
役「まぁ・・・言っているだけですけどね。ただ,現場で指示をしていたのは××(クライアント)なんだから,雇用関係が成立するのではないですか?」
阿「じゃ,なんですか?警備会社から警備員が道路工事の現場に派遣されていて,工事現場の方から指示を受けたら雇用契約が成立しますか?警備会社と警備員との雇用契約ではなく?」
役「一般論ではそうですよね」
この後も同じ趣旨の問答が続くので
阿「それは本件と関係ありますか?その点を明らかにすることで本件が解決しますか?○○さんが言っているということ以外の資料を何か出してくださいよ。こちらは求められた資料も出していますし報告書も出していますよね」と軽くキレる。
役「○○さんから申し出があったので,反対当事者に来てもらって質問している訳ですから」と軽く睨んでくる。
阿「私は弁護士だから裁判した場合どうかという考え方をしてしまうので,役所の考え方とは違うかもしれないですけど,雇用関係を立証する責任を負っているのは本件では○○さん側で何の資料もなく○○さんが雇用されていると思っていたというだけで裁判所が認定するなら当方の負けでやむを得ないですよ」
役「まぁ,裁判じゃないんで」と憮然とされる。
阿「当方も求められた資料は全て提出していますし,呼出に応じて1時間半くらいかけてここまで来ているのに,○○さんが言っているからというだけで問答を続けるのは時間の無駄ですから,行政なんだから行政指導なり行政処分なりの手続があるんでしょうし,処分して頂いて結構ですよ。裁判で争いますから」
役「・・・」無言で睨む「じゃ,本日のところは当所としては処分をしないと言うことにしておきます。」
って感じで試合終了(守秘義務の関係で問答の内容は大幅省略)。
・・・と文字にするとすごくボクが食ってかかっているようになっちゃっていますが,実際は役人にずっと憮然とした態度を取られ続けていました。
裁判官も役人だからとてつもなく尊大な人っていますけど,役人の方って出世して役職がつくと庶民よりもエラクなったと思っちゃうのかねぇ。
- 2014年10月10日(金) 15時02分
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