料理が出来る人、料理が得意な人ってすごいと思いません?
ボクのブログを読んでくださる読者の方は、ボクが料理を全くしないことをご存知だと思います。
まぁ、料理が出来ないというのは、「そもそも料理をあまりしたことがない」人が多いと思いますが、ボクは一人暮らし歴が長いため、トライをしたことはあります。
司法試験に合格した後修業時代があるのですが、その頃は有り余るほどの時間をもてあましていましたので、早く家に帰って料理をしてみたこともありました。
が、一人暮らしの料理は料理の腕がないとやっちゃダメだよね。
例えば、今日はカレーを作ろうと思ったとしよう。
材料を買ってきて、ルーを入れて、煮込んだ結果、そこそこ美味だったとしよう。
しかしだ!食材って微妙に余るのよね。
ジャガイモが半個残ってしまうとか、にんじんが残ってしまうとか。
その残り物を処理する能力がないもんね。
捨てるのももったいないし、さりとて別の料理に使うと言うほどの戦闘能力も持ち合わせていないし。
となると、カレーを食べ終わった後に、今度は豚汁を作ってみるとかね。
で、やっぱり材料が余ってしまい、またカレーに戻るみたいな無間地獄に堕ちてしまうことになります。
だから、冷蔵庫にある野菜やら肉をちょちょっと調理してしまう戦闘能力を持っている人をボクは尊敬してしまうのだ。
ちなみに、一人暮らしで料理すると、たまーーーに神が舞い降りてきて、適当に作ったのにやけに美味しいときってあります。
あの、「美味しいのに誰とも分かち合えない」って虚しさね・・・。
ボクが一生包丁を握ることはないと思ったのは、ある時、料理本を見ながら作った料理(確かスープ)が、まぁ神懸かり的にまずかったからです。
「まずい」という表現では、彼を表しきれないであろうほどまずかったです。
いかなる調味料を入れてもとても食える状態にはならず、鍋の中身を全て流しました。
そして、その日、鍋もまな板も包丁も廃棄しました。